Nature HUNTER

金なしおじさんの釣りブログ!

直すんデスUVでガイド修理をやってみた。

どうもです!

本日のネタはガイドの修理なんですが、初心者の方にとってガイド修理はいろいろな道具や材料をを揃えたりしないといけないので難しいとかイメージがあると思うのでこれだったら簡単だよ!というやり方をご紹介します。

こちらが今回修理の依頼をされたロッド!

見事にガイドが二つ折れてます。

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準備するのは同じガイドと、スレッド、ジャンプライズから発売されている直すんデスUV‼です。

ガイドは釣具屋さんでガイドの折れた竿のメーカーから取り寄せてもらいました。

ちなみに2個で1,100円

スレッドは元の色に近いものを選んだつもりが、微妙に違う色!

持ち主に確認して色は気にしないとのことだったのでそのままこの糸で巻きます。

 

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今回の気になるのが直すんデスUV‼でガイド修理ができるのか?というところ!

ちなみに商品の裏面には1.ルアーアイ周りへの塗布で浸水予防&強化2.ルアー表面の傷の補修、歯による損傷等の穴埋めに3.スプールエッジの傷の補修、応急処置4.ガイドのエポキシクラックの補修、進行抑制にとかいてあります。ガイドのスレッドコーティングにとは書いてないのですが、まぁ試してみる価値はあるかと思います。

 

早速、作業開始です!

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まずは最初に残っていたガイド(フット)とスレッドの除去です。

ネットで調べるとライターで温めてコーティングを柔らくする等、書いてあるのですが、基本的に火を使うとロッド自体を焦がしてしまったりする可能性もあるので、自分は熱湯をかけてコーティングを柔らかくします。

カーボンに影響があるのでは?と思われるかもしれませんが、もともとカーボンを巻く際、高温で焼いて形成してるので熱湯程度ではカーボンに影響はないと思います。(あくまで自分の解釈です。)

スレッドとコーティングをはがしたら次の工程です。

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ガイドの仮止めをします。

早速、ここで直すんデスUVの登場です!

ガイドフットに軽く塗り、所定のガイド位置に置きます。

付属のUVライトで照らすとガイドの仮止めが完了します。

前後のガイドを見て真っ直ぐになるように取り付けます。

もし、きれいに乗せれないというのであれば白のマーカーなどで目印をつけて仮止めをしてみてください。

失敗してもUVライトの照射時間を短めにすればすぐに外れるのでやり直しがきくと思います。

あくまで仮止めなのでガチガチに固めなくて大丈夫です。

 

ここまで出来ればあと一歩です。

次の工程はスレッドを巻いてコーティングをする工程です。

スレッドの巻き方等はYouTubeで紹介されているのでいろいろ調べてみてください。

自分はいつもジャストエースのYouTubeを参考にしています。

ガイドの仮止めがしっかりとしているのでそんなに難しくはないと思います。

コツは焦らずゆっくりと巻くことと必要なものは手の届く範囲に置いておくことです。

スレッドが巻き終わったら、いよいよコーティングです。

もちろんコーティングも直すんデスUVを使用します。

コーティングのコツは一回で終了させようとレジンを大量に乗せないことです。

刷毛を使って余分なレジンは取り除いて数回に分けてコーティングしていきます。

レジン後UVライト×3回ぐらいでしっかりコーティングできると思います。

コーティングが終了した写真が下の写真です。

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市販品のように厚くコーティングするのが嫌いなので2回コーティングで済ませています。

最後のコーティングの後のUVライトは少し長めにあてましたが作業時間は20分ほどで終了しました。

ガイドの修理と言えばフィニッシングモーターが必要だったり、コーティングを乾かすのに長時間必要だったり、エポキシを使った後の道具の洗浄が面倒だったりとやりづらい作業なのですが、これだったら慣れてない人でも30分あればガイド補修が可能だと思います。

明日、釣りに行かないといけないのにガイドが壊れたという人なんかもとりあえずこの方法で補修して釣りに行くことも可能になるのではないでしょうか!

後は強度の問題なのですが、1か月ほど友人が使用していますがガイドが外れたりズレたりせずに使用できているので強度も問題ないと思います。

急ぎで修理が必要な方は試してみてくださいw